こんにちは。ゆるり訪問看護リハビリステーション多摩の管理者です。
今月から、「スタッフ目線で見る在宅医療」というテーマで、現場で働く私たちが感じていることをお伝えしていきます。
第1回は、在宅医療の現場に入って、まず多くのスタッフが驚くこと。
それは「家だからこそ見えてくるものがある」ということです。
病室では見えなかった「その人らしさ」
病院のベッドの上では、どの患者さんも同じ病衣を着て、同じ環境で過ごしています。
でも、ご自宅にうかがうと景色はまったく違います。
壁に飾られたお孫さんの写真。
長年使い込まれた台所。
窓際で大切に育てられている植木鉢。
その方がどんな人生を歩んできて、何を大切にしているのか。
お部屋の中に、たくさんのヒントが詰まっています。
生活の中に「看護のヒント」がある
例えば、
「お薬をきちんと飲めていますか?」と聞くと「はい」と答える方でも、
お部屋を見ると、飲み忘れた薬がテーブルの端にたまっていることがあります。
冷蔵庫の中身、ベッドからトイレまでの動線、段差の位置。
生活環境そのものが、アセスメントの材料になります。
「なぜ転びやすいのか」「なぜ食欲が落ちているのか」
その答えが、病院では見えなかった生活の中にあることが少なくありません。
「病気を見る」から「暮らしごと見る」へ
入職して半年のスタッフは、こんなふうに話してくれました。
「病院では“病気を見る”ことが中心だったけれど、訪問看護では“暮らしごと見る”感覚になりました。
同じ疾患でも、生活が違えば必要なケアもまったく違うんだと実感しています。」
最後に
在宅医療は、病気だけでなく、その方の「暮らし」と向き合う医療です。
だからこそ、看護師一人ひとりの気づきが、そのまま利用者さんの生活の質につながっていきます。
次回は、スタッフ目線で感じる「在宅医療のやりがい」についてお話しします。
ゆるり訪問看護リハビリステーション多摩では、一緒に働く仲間を募集しています。
見学やご相談だけでも大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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