こんにちは、代表の横平です。
当ステーションでは評価制度を導入しました。目的は従業員を評価して、
みんなのモチベーションを上げる目的を作るためです。働く従業員はとても大切です
そんなみんなが成長を感じれて、日々楽しく仕事ができるような環境を、と思っております。

~成長とやりがいを実感できる環境を~

訪問看護は、患者さまの生活に深く関わり、人生に寄り添うやりがいのある仕事です。しかし、その一方で、働くスタッフが日々の業務の中でどのように成長しているのか、自分の成果がどのように評価されているのかが見えにくいと感じることもあるかもしれません。

当ステーションでは、スタッフ一人ひとりが自分の成長を実感しながら働ける環境を整えるために、評価制度を導入しています。ただ単に成果を測るためのものではなく、働く人の成長を促し、やりがいを感じられる職場づくりを目的としています。

なぜ評価制度を導入したのか
訪問看護の仕事は、病院勤務とは異なり、個別性が強く、チームでの業務であっても、個々の看護師の判断や行動が患者さまのケアの質を大きく左右します。そのため、「自分は成長しているのか」「適切なケアができているのか」といった不安を抱えやすい環境ともいえます。

また、訪問看護ステーションにおける評価制度が曖昧な場合、スタッフの努力が正当に認められず、モチベーションの低下につながる可能性もあります。そのような状況を防ぐため、スタッフの頑張りや成長を適正に評価し、それを昇格や賞与に反映させることで、働くことへの意欲を高めることを目的とし、評価制度を整えました。

さらに、単なる評価の場にするのではなく、スタッフが自己成長を実感できる機会として活用し、目標を持って働くことができる環境をつくることを目指しています。

評価の仕組みについて
当ステーションでは、評価を「定量評価」と「定性評価」の二つの軸で行います。それぞれの目的と評価内容について詳しく説明します。

① 定量評価(数値による評価)
定量評価とは、目に見える成果を数値化し、客観的に評価する方法です。訪問看護においては、単純な件数の多さだけで評価するのではなく、以下のような指標を用いて評価を行います。

訪問件数・訪問時間
担当する利用者の増加率
医療処置やリハビリの実施件数
記録の正確性と提出期限の遵守
研修や勉強会への参加回数
これらの数値を基に、一定の基準を設けて評価を行います。定量評価は、努力が数値として見えるため、自己成長を実感しやすいというメリットがあります。

② 定性評価(質的な評価)
定性評価は、数字では測りにくい「人としての成長」や「仕事の質」を評価するためのものです。訪問看護においては、利用者やそのご家族との関わり方、チームとの協調性、専門職としての姿勢などが重要な要素となります。具体的には、以下の点を評価基準としています。

利用者・ご家族への対応力

どれだけ利用者やご家族の立場に立ち、信頼関係を築けているか
ご家族とのコミュニケーションを適切に行い、在宅でのケアが円滑に進むようサポートできているか
看護の質・専門性の向上

症状や疾患に応じた適切なケアが提供できているか
新しい医療技術や知識を学び、実践に活かしているか
チームとの連携

他のスタッフとの情報共有が適切に行われているか
多職種(医師、ケアマネージャー、リハビリスタッフなど)との連携がスムーズにできているか
主体性と課題解決力

自ら課題を発見し、解決に向けて主体的に行動できているか
利用者の状態変化に柔軟に対応できる力が身についているか
定性評価は、単なるスキルアップではなく、人間としての成長を促す評価でもあります。そのため、上司や同僚、場合によっては利用者・ご家族からのフィードバックも参考にしながら、公平に評価を行います。

目標設定と評価の流れ
当ステーションでは、評価を単なる結果測定ではなく、「目標設定 → 実践 → 振り返り → 評価 → 次の目標設定」 というサイクルで運用しています。

目標設定(年初または半年ごと)

個々のキャリアビジョンやスキルアップの方向性を考慮しながら、管理者とともに目標を設定
訪問件数の目標や、特定の医療スキルの習得など、定量・定性の両面から設定
定期的な振り返り(月1回~3ヶ月ごと)

目標の進捗を管理者とともに確認
必要に応じてサポートを受けながら達成を目指す
評価の実施(半年~年1回)

定量・定性評価を総合的に判断し、昇格・賞与への反映
成果が次のステップにつながるよう、フィードバックを行う
このプロセスを繰り返すことで、目標を持ちながら働くことができ、成長を実感しやすい環境が生まれます。

評価結果の反映について
評価の結果は、昇格や賞与に反映されます。努力が正当に認められることで、スタッフが意欲を持って働くことができる仕組みを整えています。

昇格制度:一定の評価を満たした場合、リーダーや管理職へのステップアップが可能
賞与への反映:評価基準を明確にし、頑張りが適正に評価される仕組み
最後に
訪問看護は、患者さまの人生に寄り添う大切な仕事です。そのためには、働くスタッフ自身が成長を実感し、やりがいを持てる環境が不可欠です。当ステーションでは、努力と成長を適正に評価し、働く人のキャリアアップを支援する制度を整えています。

あなたも、目標を持ち、成長を実感しながら働ける環境で、一緒に訪問看護の道を歩んでみませんか?
きっと楽しくやりがいのある職場に出会えたと感じてもらえます。