こんにちは、ゆるり訪問看護ステーション管理者です
在宅医療で緩和ケアという行為に不明瞭な部分や不安を抱えているのではない
と退院調整の担当看護師たちから考察をいただきました。
確かに、、「在宅緩和ケア」と検索する方の多くは、不安を抱えています。
・本当に自宅で最期まで過ごせるのか
・痛みはコントロールできるのか
・急変したらどうなるのか
・家族が支えきれるのか
まず最初にお伝えしたいことがあります。
在宅緩和ケアは“家族任せの医療”ではありません。
チームで支える医療です。
この記事では、
- 在宅緩和ケアとは何か
- 病院・ホスピスとの違い
- 痛みや急変への対応
- 家族支援の実際
- 在宅を選ぶために必要なこと
具体的に解説します。
在宅緩和ケアとは?
在宅緩和ケアとは、
がんや難病などの終末期において、
自宅で苦痛を和らげながら生活を支える医療体制のことです。
目的は延命ではありません。
・痛みを抑える
・息苦しさを軽減する
・不安を和らげる
・その人らしい時間を守る
生活の質(QOL)を最大限に保つことが中心です。
病院・ホスピスとの違い
病院
医療設備が整っている安心感があります。
ただし生活は制限されます。
ホスピス
緩和ケア専門施設。
24時間体制の安心があります。
在宅緩和ケア
住み慣れた家で過ごせる。
生活そのものが医療と共存する形。
違いは「場所」だけではありません。
在宅は、
暮らしの延長線上に医療があるという点が本質です。
在宅緩和ケアでできること
よくある誤解があります。
「家では十分な医療ができないのでは?」
実際は、
- 医師の往診
- 訪問看護
- 24時間オンコール体制
- 医療用麻薬による疼痛管理
- 点滴・酸素・輸液管理
これらが可能です。
痛みのコントロールも、
適切な連携があれば十分可能です。
痛みは本当に抑えられるのか?
在宅看取りで最も多い不安は「痛み」です。
しかし現在の緩和医療では、
- オピオイド調整
- レスキュー投与
- 持続皮下注
- 鎮静
などの選択肢があります。
重要なのは「早めの調整」。
訪問看護が定期的に状態を観察し、
医師と連携することで、
痛みはコントロール可能なケースがほとんどです。
急変したらどうなる?
急変はゼロではありません。
そのため在宅緩和ケアでは、
- 事前の意思確認
- 家族への説明
- 夜間対応体制
- 医師との即時連絡
を整えます。
不安なのは「何が起きるかわからない」こと。
だからこそ、
起こりうることを事前に共有します。
家族はどこまで負担する?
在宅を選ばない理由の多くはここです。
「自分たちにできるかわからない」
在宅緩和ケアは、
家族がすべてを担う仕組みではありません。
- 介護サービス
- 訪問看護
- 医師往診
- ケアマネジメント
家族は「主役」ではありますが、
孤立しない設計が前提です。
在宅が選ばれにくい理由
退院調整の現場でよく聞く声があります。
「訪問看護が何をしてくれるのか見えない」
制度は説明されます。
しかし、
・どれだけ寄り添ってくれるのか
・どこまで支えてくれるのか
ここがイメージできない。
だから不安が勝つ。
在宅が選ばれないのではなく、
在宅が見えていない。
在宅緩和ケアを“可視化”する必要性
在宅側の責任はここにあります。
- 緩和ケア体制の明示
- 夜間対応の具体説明
- 看取り実績の共有
- 家族支援内容の提示
安心は、具体性から生まれます。
在宅緩和ケアに必要な体制
ゆるり訪問看護リハビリステーション では、
- 利用者ファースト
- 働き手ファースト
- ステークホルダーファースト
を軸に、
- 医師との密な連携
- 24時間オンコール体制
- 家族支援の重視
- チームでの判断共有
を整えています。
在宅は「任せる」医療ではなく、
一緒に支える医療です。
在宅緩和ケアは、覚悟ではなく選択肢
「家で最期を迎える」と聞くと、
覚悟が必要に思えるかもしれません。
でも本質は、
安心できる体制があるかどうか。
体制が整えば、
在宅は現実的な選択肢になります。
在宅緩和ケアを考えている方へ
もしあなたが、
・在宅緩和ケアが可能か知りたい
・体制について具体的に相談したい
・家族として不安がある
・在宅医療に関わる仕事を考えている
そう感じているなら、まずは話を聞いてください。
▶ ゆるり訪問看護リハビリステーション
在宅緩和ケア・キャリアについてのお問い合わせはこちら
https://yururi-darwin.com/main/carrier/
在宅緩和ケアは、
「無理をする選択」ではありません。
支えられながら、
その人らしい時間を守る選択です。


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