こんにちは、ゆるり訪問看護リハビリステーション多摩 横平です。
訪問看護という事業を運営しながら、医療保険、介護保険について調べて行っております。
その中で、皆さんも肌で感じていらっしゃるかと思いますが、高齢化です。
日本が急速に高齢化している現代において、医療保険はますます重要な役割を果たしています。
このコラムでは、日本における高齢化と医療保険の傾向に焦点を当て、その影響について探ります。
論文的な記載をしているのでご了承ください。

**1. 高齢化の進行と医療保険の変遷:**
  – 日本の人口統計学的な変化に伴い、高齢者の割合が増加しています。この高齢化の進行が医療保険制度にどのような影響を与えているかを探ります。
  – 医療保険の変遷に焦点を当て、高齢者の健康ニーズに応えるために制度がどのように変わってきたかを考察します。

**2. 医療保険の現状と将来の展望:**
  – 現在の医療保険制度の特徴や機能について詳しく分析します。高齢者の医療ニーズに適切に対応するために、制度がどのように機能しているかを明らかにします。
  – 将来の展望に焦点を当て、高齢化社会において健康な生活を支える医療保険の進化や変革について予測を立てます。

**3. 高齢者の健康へのアクセスに関する課題:**
  – 高齢化が進む中、高齢者の健康へのアクセスに関する新たな課題が生まれています。これらの課題に焦点を当て、医療保険が解決にどのように寄与できるかを考察します。
  – 高齢者の健康へのアクセスの向上に向け、医療保険制度の改善や新たな政策の必要性について探ります。

今回については、高齢化の進行と医療保険の変遷について、より考察していきたいと思います。

2020年時点のデータを元に、日本の高齢者の割合の増加と医療保険制度の変遷について簡単に説明いたします。

**1. 高齢者割合の増加:**
  – 2020年時点での日本の人口統計によると、65歳以上の高齢者の割合は総人口の約28%に達しています。これは過去数十年にわたり、高齢者の人口割合が増加し続けていることを示しています。
団塊の世代等が後期高齢者になり、1/3は高齢者と言われる状況になっていきます。

**2. 医療保険の変遷:**
  – 医療保険制度は、高齢者の増加に伴い、高齢者の健康ニーズに適した形に変化しています。診療報酬の改定や特定医療制度の整備などが行われ、高齢者向けの医療サービスが拡充されています。

**3. 介護保険の状況:**
  – 2020年時点での介護保険の統計によれば、被保険者数は年々増加傾向にあり、高齢者が介護サービスを必要とするケースが増えています。介護保険は高齢者の在宅生活を支え、医療保険とも連携して継続的なケアを提供しています。

**4. 在宅医療の強化:**
  – 2020年時点での在宅医療の充実には、特に高齢者の自宅での医療ニーズに焦点が当てられています。訪問看護や在宅医療が進化し、高齢者が住み慣れた環境で適切な医療を受けることがサポートされています。

これらの要素は、高齢者の増加に伴い、日本の医療・介護制度が柔軟かつ包括的なサービスを提供する方向に進展していることを示しています。
この結果から、医療関係者と市民はどのような対策を取って行った方がよいのかを考えていきますが、
高齢者の増加と医療制度の変化を踏まえ、医療関係者と市民が取るべき対策についていくつかの観点で述べてみましょう。

1. **医療関係者への対策:**
  – **高齢者向けスキルの向上:** 医療従事者は、高齢者に特有の疾患や課題に対処できるようなトレーニングを受け、高齢者専門のスキルを向上させることが求められます。

  – **在宅医療強化:** 高齢者の在宅での医療サービスが重要です。訪問看護や在宅医療の提供拡充、連携の強化が必要です。

  – **情報共有の促進:** 医療関係者間での円滑な情報共有が必要です。電子カルテの導入や患者情報の共有システムの整備などが重要です。

2. **市民への対策:**
  – **健康促進への参加:** 市民は健康な生活習慣の確立や健康促進イベントへの参加を通じて、予防に力を入れることが重要です。

  – **自己管理の強化:** 高齢になる前から自分の健康状態を管理し、予防的な行動を心掛けることが重要です。例えば、定期的な健康診断の受診や適切な運動などが挙げられます。

  – **地域社会への参加:** 地域社会での活動やネットワークへの参加は、高齢者が社会とつながり、支え合う基盤を築く上で役立ちます。

これらの対策は、高齢者の増加に伴う医療・介護のニーズに適切に対応するために必要です。数字やデータをもとに、予防と健康促進、そして効果的な医療サービスの提供がバランスよく進むよう努力することが重要です。

総じて考えますと、
医療、介護は在宅を中心とした医療、介護サービス提供が主流になる中で、情報の連携や他業種、地域包括システムとの連携はより大切になってきます。これは民間手動で行っていくことが大切になると思いますし、高齢者のADLの維持等は悪化する前から運動や予防のための対策を行うことで、人生100年時代を
できるかぎり自立して生きていけるので、
相互で接点があり、その機会を活用して、医療保険介護保険をできるかぎり少なく済むような取り組みが
あっても良いのかもしれませんね。
市民へのイベント等、当ステーションは企画してきたいと思っています。
より良い生活と、それが維持できることにより、ご家族の負担が和らげるよう、
取り組んでまいりたいと思っております。